ジュエリー職人の宮澤紀充さんが、佐々木希さんとの誕生石ジュエリーの未払い問題で話題になっています。
Instagramが炎上しており、宮澤紀充さんとはどのような方なのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
ジュエリーはすべて宮澤紀充さんご自身が手作業で作り出しているそうで、かなり拘りが強い印象の方です。
今回はジュエリー職人、宮澤紀充さんの経歴やプロフィールを調べてみました。
Racconto(ラコント)宮澤紀充のプロフィール
Racconto(ラコント)というジュエリー工房を手掛けている宮澤紀充さん。
ジュエリー職人として完全オーダーメイドで作られている作品は、どれも繊細ですべてお一人で作業されているそうです。
そんな宮澤紀充さんはどのような方なのでしょうか?
- 名前:宮澤紀充(みやざわ のりみち)
- 生年月日:1993年
- 出身地:長野県松本市
- 年齢:30歳~31歳(2024年8月現在)
宮澤紀充さんのプロフィールはあまり詳しく公表されておりませんでした。
小さいころは彫刻や粘土など、立体を形作ることが好きだったそうです。
ちなみに、写真の肩に乗っている鳥はオカメインコだそうです。
Racconto(ラコント)宮澤紀充の経歴
中学生時代は剣道部だったということが分かっています。
その剣道の理念「剣の理法の修練による人間形成の道」に影響を受け、今のジュエリーづくりの信念にも影響しているようです。
大学は1年半で中退
大学進学を機に、ジュエリーを製作する仕事を始めた宮澤紀充さん。
「上手くなりたい」その一心で進学した大学は、想いと環境の速度が噛み合わなくなり1年半で中退したそうです。
21歳で技能五輪へ挑戦
21歳の時に第52回技能五輪全国大会(貴金属装身具部門)に出場しています。
技能五輪全国大会という言葉を聞きなれない方も多いのではないでしょうか?
技能五輪国際大会は、幅広い職種の青年技能者(原則 22 歳以下 / 一部の職種は 25 歳以下)を対象とした唯一の世界レベルの技能競技大会で、2年に一度開催されています。
【技能五輪全国大会の参加資格】
- (1)過去の技能五輪国際大会で同一職種の競技に参加したことのない者であること。
- (2)全国大会開催年に23歳以下であること。
- (3)県職業能力開発協会長などから推薦された人 各都道府県ごとに開催される技能五輪地方大会(地方予選会)で優秀な成績を収めた者
このように若い世代を対象にした「ものづくり」における技術力を競う大会のようです。
そこで宮澤紀充さんはなんと銀賞を獲得!
この時点でこれだけの技術をお持ちだという事は、10代のころからものづくりに携わってきたのかもしれませんね。
しかし宮澤紀充さんは優勝を目指しており、優勝すればブラジルで開催される国際大会への出場を叶えたかったようです。
22歳の年にイタリアへ留学
技能五輪で優勝を逃し、海外での経験ができるという想いを捨てきれなかった宮澤紀充さんは、22歳の年にイタリアへ留学を決めました。
語学学校で学ぶ傍ら、ジュエリー工房へ研修生として通う予定でした。
しかし研修を行うはずだった工房から「事情が変わった」と断られてしまったそうです。
宮澤紀充さんは自分で飛び込み依頼を行い、顔を覚えてもらうところから始め、5か月後にやっと前向きな返答をもらったそうです。
最初は雑用から始まり、日本に帰るころには工房に依頼されたほとんどの仕事を任せてもらえるように!
工房に遊びに来る職人仲間から、「日本人」と最初は呼ばれていましたが、自分の仕事を見て、「名前は?」と聞かれた時はとてもうれしかったです。
宮澤紀充さんはインタビューでこのように話されていました。
学びたいという強い気持ちがあっても、22歳でなかなかできることではないですよね。
ハイジュエリー工房で働く
イタリアでの生活は1年で帰国。
帰国後は名古屋のハイジュエリー工房で働き始め、独立は考えていなかったそうですが、3年間働くうちに、自分のビジョンに変化が生まれました。
そして心身のバランスを崩して地元へ帰ってきたそうです。
26歳の年に工房兼店舗の営業
店舗の経営、広報、素材選び、デザイン、制作、販売まで全て宮澤紀充さんご自身で手掛けているそうです。
こだわりや信念が強い人柄なのかもしれませんが、すべて一人で、というのはとても大変な事ですよね。
しかし職人気質でかっこいい印象ですね!
Racconto(ラコント)宮澤紀充のジュエリーへの想いが強すぎる!
Racconto(ラコント)のホームページにはぎっしりと宮澤紀充さんの想いや注意事項などが書かれています。
その一部を抜粋してみました。
100年後にアンティークとして後世に残る作品作りを目指し、生涯尽きることのない表現の探究をしていきたいと思っています。
素敵な靴は、素敵な場所へ連れて行ってくれる。という言葉のように、自分にとって、素敵なものを真摯に作っていることが、場所(人に会える機会)、巡り合わせ、きっかけを担っているように思えています。自分の作るものも、同じような存在に成り得たら、とても素敵なことだと思っています。誰かに、身につけて頂けるもの。を作りたい為、
引用元:https://note.com/n_3ya/n/n4fe7f3a3d7e6
私自身が作ったものを、自身で身につけることは少ないです。
日本人の哲学を重んじ、意匠は「心」と「技術」、この2つがそろわないと成り立たない制作をしています。作品づくりの基礎を形成してくれた修業時代やイタリアでの経験から、「身に着ける人の気持ち、その人らしさを考えて作る」「裏が表であってもいいように、見えないところも手を抜かずに丁寧に作る」を大切にしています。
引用元:メディアガーデンプレスオンライン
一つ一つ手作りで、作るのにも時間と労力、精神力が伴う作業。
想いが強すぎるがゆえに今回のようなトラブルに発展してしまった可能性もありますね。
Racconto(ラコント)宮澤紀充wikiプロフ まとめ
宮澤紀充さんのプロフィールは詳しく分かりませんでしたが、小さいころからものづくりが好きだったそうです。
学校に通って技術を身に着けたのではなく、イタリアへ留学し自ら飛び込みで修業をしてきた行動力と信念の強いかただと分かりました。
これだけこだわりの強い、想いのこもったジュエリーを身に着けられる方はとても幸せなことかもしれませんね。
今回の騒動が早く解決されることを祈っています。