年金80歳からは本当？デマ？小泉進次郎の発言ではなかった！

小泉進次郎さんが年金受給開始年齢を「80歳でもいいのでは」と発言したと注目を集めています。

この政策は国民にとっては厳しすぎると批判されています。

しかし実際は「60歳から80歳の間で個々が受給開始年齢を選べるようにする」という考えでした。

この発言の情報源はどこだったのでしょうか。

今回は小泉進次郎さんが言ったとされる「年金80歳から」は本当なのか？デマなのか調査してみました。

小泉進次郎の「年金80歳から」は本当？デマ？

年金80歳からはデマ！

小泉進次郎の「年金80歳から」はデマ！

以前、小泉進次郎さんは「80歳から年金支給開始を希望できるようにすべき」と発言しました。

これはあくまで選択の幅を広げるという意味で、強制ではありません。

年金を何歳からもらうかは個人が選択できるようにしたい

小泉進次郎さんの考えはこのように捉えられます。

今回の総裁選において小泉進次郎さんは年金について何も発言していません。

自民党も80歳からにする案は検討したこともありません。

実際の小泉進次郎の公約

小泉進次郎さんの実際の総裁選での公約はこちらです。

１年以内に「三つの改革」としてあげられていました。

• 政治改革：政策活動費の廃止など
• 聖域なき規制改革：転職や学びなおしを容易にするため解雇規制を見直す法案を提出するなど
• 憲法改正：自衛隊の根拠規定の明記など

かなり略してありますが、このように小泉進次郎さんは今回の総裁選では年金のことには一切触れていませんでした。

「年金80歳から」の情報源

日刊ゲンダイのフェイクニュースの可能性

小泉進次郎さんが発言したと言われている「年金80歳から」という情報はどこから来たのでしょうか。

きっかけは、9月11配信の日刊ゲンダイの記事です。

記事には、小泉進次郎さんの過去の提言やインタビューなどの発言を紹介。

このように記事に書いてありました。

実際は小泉進次郎さんは「年金の受給年齢を80歳に引き上げる」という趣旨の発言をしています。

一部マスコミが総裁選に絡めて

「小泉進次郎が総理になったら年金支給開始は80歳になる」

と言ってそれをネット民が

「自民党は年金支給開始を80歳にする」

と書き立て、

「年金支給開始は80歳になった」

と思い込み怒っているというわけです。

この記事は切り取りのフェイクニュースと言われています。

小泉進次郎の「年金80歳まで引き上げ」の理由

小泉進次郎さんの80歳から年金支給開始を希望できるようにすべきとはどういう理由なのでしょうか。

80歳から支給できるように引き上げる理由として、」

こういった背景があると考えられます。

しかし、多くのシニア層からは「一生働け」

という意味に捉えられているようです。

年金80歳からの批判的な意見

SNSでも年金80歳からになると不安や、批判的な意見が多くありました。

年金80歳からに賛成の声も

中にはこの意見に賛成の声もありました。

年金80歳からは本当？デマ？　まとめ

小泉進次郎さんが「年金開始年齢が80歳」と発言したとして炎上していますが、実際にはマスコミの記事に言葉が足りなかったのでは？という事がわかりました。

他のメディアでも「死ぬまで働け」と煽ったことも原因のようです。

年金80歳からは困る国民がたくさんいます。

もっと国民に寄り添った政治を行ってくれることを期待したいですね。